なるき

世界残酷物語のなるきのレビュー・感想・評価

世界残酷物語(1962年製作の映画)
3.4
無知とは、怖いモノ。

残酷だと思っていた異文化人たちが自分たちよりピュアで、自分たちの文化を並べると、いかに我々が残酷か。

ヤラセドキュメントとも言われてけるど、多少嘘を盛ってでも、自分たちに身の上を知らせるためだろう

正しい、間違い、と白黒をつけるのではなく、自分たちからは非日常的でも、同時に存在してしまっている世界を受け止めなければいけないのだ。

ただ、残酷と言いながらも、謎にお色気要素が多くて、前半なんかほぼコメディ笑

びっくりしたのは日本の描写笑
牛にビール飲ませて、マッサージしたり、東京温泉とかいう、ブラとパンツのみの女性ばかりが働いてるマッサージ付きのお風呂があったり。

どっかの島では、男を襲う女だらけの島があったりとか、うらやましいぜぇ。
なるき

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