ムーミーコロコロ

丘の上の本屋さんのムーミーコロコロのレビュー・感想・評価

丘の上の本屋さん(2021年製作の映画)
3.5
タイトルに惹かれて視聴。
心温まる本屋さんのはなし。

特に大きなストーリーの流れがあるわけではない。本屋さんにちょっと変わった人々が訪れる、そんな日常的な話。会話の中に、小さな幸福を見つけられる。
移民の男の子には、本を貸し出す。貸し出す本のチョイスがとてもいい。見ながら、「そうそう、私も子どものときに読んだ!」と、とても懐かしく思い出す。

最後に渡した本は、移民の男の子にとってはまさしく必要だなと頷けた……けど、急に現実的になってしまった気がした。
お伽噺のような雰囲気で終わらせてほしかったなという気はする。