イタリアの田舎で小さな本屋を営む高齢の店主と、店を訪れる客の交流を描いた話。
このポスター?にある「幸せなブックリスト」みたいなふんわりした話ではない。せかせかしたシーンもなく、単調で静かに染み入る感じ。
本そのものを大切に扱うだけではなく、本を読む人のこともきちんと考えて扱う店主の姿勢は素晴らしいね。本のソムリエといったところか。
エシエンも店主も、お互いにとってとても良い出会いだったと思う。何か、「繋いでいく、引き継いでいく」てこういうことなのかなってぼんやりと感じた。血が繋がってなくても、出会って日が経ってなくても、成立するんだなって。
個人経営の店ってどうやって成り立ってるの??すごすぎん??って常日頃から思って生きてるんだけど、こうやって細々と客が途切れない感じなのかな。尚更店主の人柄大事そうだよね〜。