彗星の如く現れた前作でハートを打ち抜かれた私はるろうに剣心以来の邦画も捨てたもんじゃない、ぜひシリーズ化してもらい追いかけたいとウキウキしたベビわるの待望の続編は今回も裏切りませんでしたね。
個人的に前作のゆるふわな2人の殺し屋の日常での非常に良い意味で緊張感のない人殺しぶりが魅力的だったんですが本作はいきなり謹慎になり殺し屋として活動出来ないので少し物足りなかったですね。
まあ前作と差別化を図るために敵の兄弟も描いて主人公2人の謹慎中も描いてアクションも描かなくてはならない中でそれプラス殺し屋の仕事を描いていたら尺に収まらないでしょうしおそらくまだ制作費が潤沢ではないのでしょう。
でも前作で主人公2人のキャラは掴めているので日常のゆるふわ女子トークなどラジオを聞くような感覚で楽しめて爆笑を狙ってない感じがまた良くてだからラバーガールが本作でも続投してるんですかね。
花束みたいな恋をしたの良さを饒舌に説明する商店街のおっさんウザいくらいいいキャラしてましたねパズドラとかシューズとか。
私は花恋に鼻で笑った側ですから勧められるがまま見終わったまひろの顔に共感しかありませんでしたし天竺鼠のライブには後日改めて将暉とかすみは行くべきですね何が何でも。
ベビわるの2人って彼氏が欲しいーだの金持ちと結婚したいだのレズだのそんな要素なく漫画から飛び出したようなプラトニックというよりザ・相棒という感じで観ていて気持ちいいですね。
そんなに前作とアクション量が変わってないのでえっもうラストバトルなの？もっと見せてよもっともっとと欲しがってる自分がいましたね体感秒でしたよ。
誰か阪本監督に10億くらいあげてほしいですよ、ジョンウィックやスースク超える作品作ってくれると思いますよ私は。
今回は射撃専門だったちさとの格闘アクションもボリュームアップしていて見応えがありましたしドンブラザーズの鬼シスターばりのの変顔のバリエーション、特に口パクパクさせるところとか推せますね〜。
なんでちさとが賭け将棋に躍起になるのか意味わかりませんでしたがパンフ見ると家にスーパー将棋とかいうゲームあったんですね、だとしても意味分かりませんでしたが前作の記憶が薄れてるのかまひろよりちさとの方が天然なんでしょうか。
そんなちさとの急に殺し屋モードに入るあの表情これがまたいいんだ。
最大の見所は当然まひろで私も友だったのシビルウォーパロディやジョンウィックのような本殴りの時にノートパソコンをパンパンして馴らす仕草や低身長を活かした小回りで相手に絡みつくゼロ距離からの連続パンチなどこれよこれよこれなのよとアドレナリンが出まくるのであります。
至近距離で銃が外れまくるのはご愛嬌で殺し屋同士であんなにフェイントをかけまくるアクションは初めてですし首絞めからあんな抜け方あるんだと目からウロコでしたしパントマイムにはやられましたね。
シン仮面ライダーよりアクションが見やすくこれを2時間ぶっ通しで観たいですね～配信ドラマシリーズとしてもいいかもしれませんね～誰か阪本監督にお金上げてください。
