◆あらすじ◆
プロの殺し屋のちさと（高石あかり）とまひろ（伊澤彩織）はジムの会費などの支払いを滞納し、銀行へ支払いに行ったところ、銀行強盗に出くわして大っぴらに倒してしまったため、殺し屋協会から謹慎を言い渡される。一方、殺し屋のアルバイトのゆうり（丞威）とまこと（濱田龍臣）は仕事の先行きの無さに不安があり、プロの殺し屋を殺して自分たちがプロにのし上がろうとする。
◆感想◆
プロの殺し屋のちさととまひろが殺し屋アルバイトの2人組に狙われることになったストーリーを彼女たちの緩い日常を交えて描いた作品となっており、登場人物たちの緩いドラマとアクションシーンの緊迫感のギャップが楽しいです。
少しおつむが弱めのちさとと人とのコミュニケーションが苦手なまひろが前作同様、ダメダメな感じで日常を過ごしており、かなり緩い雰囲気ながらその言動の楽しさで観ていて退屈しませんでした。
そして本作の対戦相手のゆうりとまこともなかなか個性的で、高校生のようなノリが楽しいです。殺し屋のアルバイトという不思議な職業も本作だと自然に受け入れてしまうのはなんでだろうか。
アクションシーンは激しくスピーディなものになっており、見ごたえがあります。特にまひろとゆうりの格闘アクションは本作最大の見せ場として一級品のものになっていました。
ちさととまひろというキャラクターの面白さとアクションのカッコよさが本作でもしっかり確保されていて、とても楽しかった。
鑑賞日：2024年10月14日
鑑賞方法：CS 日本映画専門チャンネル
（録画日：2023年12月10日）
