ファッションジャーナリストとして活躍したアンドレ・レオン・タリーの足跡が描かれたドキュメンタリー。
アメリカ南部に生まれ、人種差別という過酷な環境の中に育つも、幼い頃から美しいもの、特にファッションに深い興味を示し、図書館でヴォーグを借りて読み耽る日々を送る。それが現実逃避である一方で、ファッション界なら黒人も活躍出来るという目標になった。その道に進む決意をし、そして見事に成し遂げる。
憧れのヴォーグ誌のエディターとしてアナ・ウインターらの下で仕事をするが、彼が携わった時代のヴォーグが最も輝いていたらしい。その業績に関するエピソードを知りたかったのだが、ほぼ紹介されなかったのが非常に残念。それと、大統領選の話は蛇足だったと思う(結構長い)。という事で、幾分散漫さを感じたドキュメンタリーだった。