このレビューはネタバレを含みます
おい露伴先生の若い頃ってこんなにあどけなかったのか???まあ確かに鈴美ちゃんがいた頃の先生は子供らしさもあったような記憶もあおおおおおおおおおおおいなんか未亡人みたいな汗しっとり女出てきたが…その手のビデオみたいな関係と展開やめろやハラハラするうわあああああああああああああまもまもまもまもまも守りたいはいいすぎやろ先生お前鈴美ちゃんがいるでしょ
ここまでが露伴先生思い出映像を見せられた人間の動揺です
本当に未亡人で草 いや未亡怪異か? 未亡人オーラってなんであんなに未亡人特有なんですかね…(?)
ジョジョ4部、テレビドラマは履修済、ルーブルへ行くは未履修で臨んだ岸辺露伴は動かない9話目
劇場版と冠していない名の通りテレビドラマまんまの雰囲気だけど、荘厳で不気味さもあるルーブル美術館の外観や、黒の持つ底知れなさを表すにはやっぱり映画のスクリーンで◎だったかも
まさか岸辺露伴という作品の中で露伴以外を演じる高橋一生氏を見ることになるとは
実はご先祖様でしたというところがまさにジョジョ 奈々瀬に惹かれたのは血の運命か、はたまたいつもの怪異モテか、絵描きの心が仁左右衛門と共鳴したか
黒い絵見たら幻覚に襲われるってわかってるのに見ちゃう露伴先生、パリでも通常営業
自分が死ぬかもしれない状況下においても抜け目ない先生さすがです ヘヴンズドアーの本に書いた文字ってこすってグズグズにすれば効果なくせるのか…
泉くん、今まで生きてきて罪の意識も後悔もないのは強すぎだろ お前が1番の怪異だよ
先生のことを褒めておきながら、自分もフランス語を多少読める喋れるところはやはり基本有能 それともお父さんの影響で海外旅行を夢想しながら色々な国の言葉をかじった みたいなこともあったかもね
印象的なカット
・Z-13倉庫に行くとき、画面の真ん中に手すりを大きく映し、両端の細いスペースで階段を上り下りする人間を写してる 似たようなシーンは他の作品でも見るけど、手すりがでかすぎるのよ手すりが 大胆だな
・問題が一段落して空をバックに露伴先生と泉くんが佇むシーン 後頭部とルーブル美術館の屋根部分、あと八割が空 画面全体が暗いからなのか、ひんやりしてて物々しい雰囲気 加地邸が映ってなくても露伴先生ドラマの映像って感じがする
その他雑感
・至るところで蜘蛛が登場するので苦手な人は注意
・露伴先生のオークションで破産しそうな雰囲気は異常 売れっ子でよかったね
・モリスルグランの絵の裏に付いていた顔料を触った男はなんで幻覚見たのかな まさかあれ自体が神木の塗料だったわけじゃないだろうし、怨念が乗り移ったか?
・移動しながらヘヴンズドアー発動する露伴先生の動きがスタイリッシュすぎるよ毎度 高橋一生氏がジョジョのオタクで助かる
・Z-13倉庫に至る道は日本の各所で撮影されているらしい(公式サイトのプロダクションノートより) ロケ地選ぶのも大変だな…
・露伴先生っておばあちゃんいたんだ(当たり前) なんだかこの世の者とも思えない感じの人間で良かったです
全てを明らかにしないけど、消化不良を起こさない程度には明かしてくれるちょうどいい塩梅のお話
さほど難しくないサスペンスと、あまりびっくりしないホラー、軽度なファンタジー
100%ジョジョっぽく作るわけでもなく、でもファンが思う大事な要素は抑えて、実写ドラマ特有の雰囲気を保ちつつ、ジョジョ新規でも楽しめる 数ある実写化の中でも信頼できる
手放しで次回を楽しみにできる作品って最高です