ケロケロみん

ファンタズムのケロケロみんのレビュー・感想・評価

ファンタズム(1979年製作の映画)
4.5
絶望的にさびれた町には希望が見えず閉塞感で気が滅入る。両親を亡くし2人きりの兄弟にも若者らしい活気がなく、親友の死、墓地、葬儀屋など死がつきまとう。
ミニマルな曲が益々不気味さと寂しさを募らせる。
小人さんや飛んで人の頭蓋骨に穴を開ける銀の玉に殺されたりするファンタジックなホラーなのだが不思議な魅力がある作品だった。