ぐっない

風の谷のナウシカのぐっないのレビュー・感想・評価

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)
5.0
開始数分後、音楽が流れて、タイトルが出た瞬間、勝てぬ〜〜とおもった。勝てぬ〜〜〜。なんだろうこれ、遺伝子レベルでジブリ映画に対する懐かしさが染み付いてるんだよな。すごく安心する。

わたし、結構ずっと、優しいひとになりたいと思っているはずなのに、ぜんぜんなれない。すこしだけみんなより幸せでいたいし、都合の悪いことはあんまり知りたくない。でも、だめだなあ。ぜったい、ぜったいに優しいひとがいちばん素晴らしいんだよ。
ナウシカを見ていたら、優しさだけじゃなくて、強さも大切なんだとおもった。それらは、ともにあれるのか。本当にすごい。尊すぎて、涙が出る。

いいひとであることは割に合わないことが多いし、ずるく生きたほうが楽だけど、やっぱり私はナウシカみたいになりたいなあ。

ジブリ映画の「おわり」の文字をみると、本当にいつも寂しくてたまらなくなってしまう。なんでだろう。


あと、やっぱり映画館で観るのってすごい!観れてよかった。レイトショー、好きだな〜、って打ちながら帰ってたら雨が降ってきた。自然の雄大さ〜〜〜っておもってたらずぶ濡れになった。
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