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風の谷のナウシカのATSUYAのレビュー・感想・評価

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)
4.2
その者蒼き衣を纏いて金色の野に降りたつべし

先日、ジブリパークの詳細が発表されましたね。
愛知県長久手市にある愛・地球博記念公園内にオープン。
『千と千尋の神隠し』の食堂街など、ジブリ作品をモチーフにした建物ができるそうです。

レゴランドが伸び悩んでいる愛知。
ぜひ東のディズニー、西のユニバ、中部のジブリと呼ばれるよう頑張っていただきたいです。

そんなジブリ作品、自分は半分も見てません。
子供の頃、親に見せてもらえるのが一般的だとは思いますが、我が家はディズニー(特にピクサー)ばっかりだったので、トトロ、ポニョ、千と千尋くらいしか見せてもらえませんでした。

ジブリ作品全然見てないのに、ジブリパークを楽しめるわけないじゃないか!ということで制覇します。

本作は宮崎駿監督の2作目の長編映画です。(『カリオストロの城』に続く)
そして、スタジオジブリ初の長編だ、と言いたいところですが、Wikipediaによると、本作はスタジオジブリ設立前に作られたらしいです。なので、綿密に言えばスタジオジブリの作品ではありません。

でもWikipediaによると、本作はスタジオジブリ長編1作目として扱われています。なのでスタジオジブリの作品です。

主人公は風の谷のナウシカ。そのままですね。
風の谷に暮らす心優しき少女。
民からは絶大な信頼を得ており、さらに動物と心を通わせることができる。

そんなナウシカの見事な佇まいが魅力的です。
かっこいいし、可愛いし、強いし、優しいし。
これほど完璧なキャラクターはいないんじゃないかと思うほど素敵でした。

そして王蟲。最初は「げ、気持ち悪」と思っていたけど、最後は可愛くてたまらなかった。もちろん見た目はあれですけど、キモカワイくて、応援しちゃいました。巨神兵もドロドロでキモくて好き。

自然と人間の共存。人間は自然を破壊し、自然は人間へ脅威として襲い掛かる。人間が自然を大切にすれば、自然は人間へ恩恵を与える。
自分にとって不利益になるものは全部敵だと思わずに、歩み寄る、受容することが必要なのだ。
そして環境は大事にしよう。
暖房は控えめにします。

最初、ナウシカがノーパンに見えてしまった、自分は心が汚れているのかも。
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