ひな菊

風の谷のナウシカのひな菊のレビュー・感想・評価

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)
4.7
ナウシカ、36年ぶりの劇場公開!

子どものころ観て、その世界に圧倒された。それも、田舎だったので映画館ではなく市民会館的なところでの記憶。。

その後何回もテレビで観てるけど劇場は初✨

前日からワクワクして、おろしたての青いTシャツを着ていった😊

大画面、大音量、ナウシカの動く姿を観るだけで泣けてくる。

あらためて魅力的な姫様。
そりゃみんな大好きだわ。。

強さと慈愛、リーダーシップと可愛らしさ。敵味方という考え方をしないところ。
憧れる。
そしてテト最強💕

風の谷の美しさ、腐海の奥行き、蟲の動き、色づかい…
スクリーンで観られて幸せでした。


久しぶりに観て、ナウシカが相手を落ち着かせるシーンが印象的。

「怖くない、大丈夫」「あなたは何におびえているの?」

怒り、憎しみ、恐怖、野望。感情に任せて暴走する相手を身を挺して止める姿。
同じように、ナウシカの感情が噴き出したときはユパ様が止めた。

おびえる心が争いの一つの原因になるんだなと感じた。
「もう無理だ」「止められないんだよ」「こうするしかないんだ」という思考停止が怖い。


それにしても、こんなに全世界でマスクが手放せない日が来るとは…。

瘴気を防ぐマスクシーンがいちいちリアルに感じられてしまった。。
ひな菊

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