今さら自分が生まれる前の作品と知って驚き。
成人してからは初めての鑑賞かも。
今見ると環境問題にひとり向き合う少女、というのは完全にグレタ・トゥーンベリ。
子供にこういうのを背負わせるなよ、という思いも込めて当時宮崎駿がこれを作っていたとしたら何とも皮肉というかいろいろ勝手にしんどい部分も…。
というネガティブな憶測は置いといて、やっぱすごいわこれ…！アニメの事は実写映画以上によくわからんけど、とにかく面白い。なぜか多いヤンキーカップル達を黙って映画に集中させる作品てだけでもそのすごさがわかる。
姫様の判断力よ！
しょっぱなオームの抜け殻から切り取った眼の部分を一旦置いとくタイミングからもう有能。そら慕われるわ。命令口調になるのもかっこいい。
「様」付けで呼ばれるべきキャラクターランキングがあれば確実にトップ10入り間違いなしのユパ様は言うまでもなく、クシャナ、クロトワのコンビも好き。特にクロトワは1番世俗的で憎めない。
「らん、らんらら」とかDNAレベルで刷り込まれてる音楽はもちろん、シンセの曲とかあんまり覚えてなかったけど大人になって聴くとこっちも良い。
改めて漫画読むと結構序盤から細かい描写が異なっててこれも面白い。テーマ的にもかなり位相が変わっていくし。もっかい全部読み直そう。
