まりぃくりすてぃ

紳士は金髪がお好きのまりぃくりすてぃのレビュー・感想・評価

紳士は金髪がお好き(1953年製作の映画)
4.5
ゴージャスをありがとぉ!!!!! モ・ン・ク・ナ・シよ!

やっぱり、この人は、(いろんな写真やイラストよりも)動いてる姿がいいね。ともすれば、「男の人の欲望界に直接分け入っていきすぎるゴム人形。女子として彼女は参考にならない。わかりやすすぎて、まぶしくて」と敬遠したくもなる旧時代のアイコン的女優でありすぎるんだけど、こうしてちゃんと動いて喋ってるのを観てるうちに、観てるうちに、私も普通にいっぱい引きこまれちゃう。
そう、マリリン・モンローしゃんを侮ることなどできません。
唄うところ(もう一人の女優ももちろん)全部よかったです。jazzy だし、上手だし。
小窓から出られなくて少年に助けられるシーンあたりからは、何度もアハハッとなりました。

そしてっ! 世界映画史上屈指の屈指の名場面っ! ナイトクラブでピンクドレスのマリリンが「ダイヤモンドは女の親友」を唄って踊りおわった時、観客席で私はひそかに小さく手を叩いたっ!
その後、神聖なる別の場所でまたまた同じ歌。この裁判所場面にてマリリンはスーパースターとしての度胸と支配力を魅せつけてくれたのでしたっ!
おしまいのジェーン・ラッセルしゃんとの幸せ×幸せ、ごっつぁんでしたっ!(ジェーンしゃん。黒髪係としての貢献度も、表情変化のこまやかさ等に見受けられた天性の芝居好き感も、ハモリのキマリ具合も、褒め称えずにいられないっ!)


いつか私の結婚披露宴で「ダイヤモンドは女の親友」をジョーク的に流したいなっっっっっっ!(「地獄へ道づれ」も?)