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暗黒街の顔役のoのレビュー・感想・評価

暗黒街の顔役(1959年製作の映画)
3.4
鶴田浩二演じるヤクザが、実弟と組織の間で板挟みになる話。
実弟はある犯罪に関わった末端組員だが、人目につくなという組織の指示を無視してナイトクラブの歌手としても活動していて、早く組織から抜けたいと考えている。

同じ岡本喜八の『暗黒街の弾痕』と同様、ヤクザ組織、自動車工場、ステージのあるナイトクラブが舞台。

岡本喜八の画面は白黒作品は良いがカラー作品はイマイチという偏見があったが、『暗黒街の顔役』も『暗黒街の弾痕』も魅力的なカラーの質感。ストーリーと無関係に、画面に出てくる人や物を観ているだけでも飽きない。
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