このレビューはネタバレを含みます
お気に入りに入れてたのをやっとみた。
軽いネタバレ付き
言葉を話す蜘蛛と突如現れた紫の雲(星の誕生?)を調査する為に1人宇宙船に乗り込んだ男の心の成長物語。
何だこれは?自己中男の成長物語っぽいんだけどその成長を助けたのが宇宙人ならぬ宇宙蜘蛛。
自分のやりたかったミッション、木星の向こう側にある(できた)紫の雲の粒子採取。
この男(夫)今まで何度も妻の気持ちをおざなりにしてきた。その都度、次はもうしない。と約束するも約束破りを繰り返してきた。
そんな時に宇宙ミッションの話。
夫は行きたい。妻は夫の気持ちを尊重したいが不安でいっぱい。(妻は現在妊娠中だが過去に流産しており流産の時も夫に寄り添って欲しかったがおざなりにされた経験あり)
そう、この夫は妻の気持ちを汲み取らず孤独が大丈夫な人。
に対して妻はしっかり心に寄り添って欲しくたぶん孤独は嫌な人。
1年のミッションは1人で行く。孤独が大丈夫なこの男が適任だった。
そして、妻を地球残し1年間の宇宙ミッションへ。
宇宙へ行き半年経過後から話はスタート。
夫が衛星電話をするも妻が電話にでない。
妻の心、半年で夫から離れる。
そんな時、突如宇宙船の中に言葉を話す大きめな蜘蛛が現れる
この蜘蛛は宇宙蜘蛛で種族は殺され自分だけ星から逃げた。人間の心や感情に興味を持ち言葉を学んだと話す。
初めはびっくりするが蜘蛛が自分に害をなさないと分かると話し相手になる。
蜘蛛は男に男自身の忘れていた過去を見せそれを蜘蛛自身が見たかのようにできる。透視能力?
妻との過去を男に見せることによって蜘蛛もこの男を理解し、数々の質問をぶつけながら…ようは、お前が間違ってると男に気づかせ夫婦関係の修復のヒントになっていった。
それがこの男の心の成長物語ということ。
そこから色々とあり蜘蛛と男との絆とか?男の気づきとか。ある。
いやほんとぶっ飛んでるSFで、最後なんていやいや有り得ないwwwって思いながらもまぁ作り話だしたまにはこんなのもアリっしょ!くらいで見てた。
最後どうなるかはあえて書かないけど、そっか、なるほどー。って感じ。
それにしても無重力すごい。
どうやって撮影したんだ?ってくらいリアルだった。