Yu

ホーリー・トイレットのYuのレビュー・感想・評価

ホーリー・トイレット(2021年製作の映画)
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オンライン試写会にて鑑賞しました。

目覚めたら仮説トイレの中。
しょうもない酔っ払いの話か?と思いきや、、、ありとあらゆる災難が畳み掛けてくるワンシチュエーションスリラーでした。
緊張感も極限を超えると、もはや笑いに変わるのか、、、

汚くて痛くて、正直もう二度と観ないです。笑

原題の『Holy Shit!』に始まり『君が代』の使い方など、要所要所にセンスを感じます。

他のユーザーの感想・評価

乳首にボカシかけてるって何で?

前にアップリンク京都で何度か予告見て面白そうだと思った映画。

仮設トイレに閉じ込められる話し。
ここ最近『FALL フォール』、『#マンホール』と立て続けにある場所に閉じ込められて出られないパターンの映画観ましたが、今作はそれを仮設トイレでやってます。
でも仮設トイレだと仮に扉に鍵が掛かってたとしたって、脱出する事はそんなに困難では無いけど、今作では主人公の右腕を鉄筋が貫いていて、自力で抜く事が出来ず動けない設定。
トイレの中が舞台なので糞尿塗れ。
と言っても臭ってきそうなほどリアルな糞尿では無かったけど、それでも汚さは充分。
そして鉄筋に貫かれた傷口を執拗に映すのでグロさはかなりのもの。
グロさだけならフレンチ4大ホラーに匹敵するんじゃないか?と思うくらい。
まあ『屋敷女』しか観た事ないんやけど。
汚さとグロさに全振りの映画でした。
ストーリーとしては目覚めると仮設トイレの中で怪我してて動けない。
周りを見ると工事用の爆弾が仕掛けられてて爆破まであと30分ほど。
便器の底にあるスマホを取って助けを呼ぼうとするのだが…、って話し。
時間制限がある中でどうやって90分の映画にするのかと思ってたら、そらまあ次から次へ色々起きる。
中盤以降はちょっと無理矢理引き伸ばしてる感あったけど。
色々辻褄が合わなかったり都合良過ぎたりするけど、観てるこちらが痛くなるくらいグロいシーン満載でした。

この日の朝JRに乗ってた時の話し。
数駅過ぎた所でアフリカ系の女性が乗ってこられたんです。
肌も服も真っ黒で身長は170cm以上あるし体重も100kgはありそうな巨体。
そんな彼女が隣に座られたので何故かちょっと緊張しました。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2023年3月5日
鑑賞回:14:10〜15:45
劇場名:アップリンク京都
座席情報:スクリーン4 E-1
上映方式:2D 字幕
レーティング:PG12
上映時間:90分
備考:会員料金(1300円)
**********************

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築浩

築浩の感想・評価

2.6
3/5:ヒューマントラストシネマ渋谷
[Theater]#2
観賞記録:2023-106
邦題が気になりすぎていましたが、見終わって"えてして妙だな"と…
英語のタイトルですが。ドイツ語映画でした。
savage

savageの感想・評価

4.0
まごうことなきカルト映画。
心に残る作品です。まぁオススメはしませんが…

舞台は仮設トイレのみで、最後までこの空間だけでストーリーが進んでいきます。
127時間にかなり似ています。
ひとつだけ違いがあるのは、こちらは全く感動しないということです。

痛さと汚さのツープラトン攻撃。耐性が無い方には地獄のような映像。
ただ良く出来てるというか、話がダレないんですよ。テンポ良く進行し、他のキャラクターも上手く絡めてくる。主人公の表情がいい。

なんだかんだラストはどうなるの⁈とハラハラしながら鑑賞。
…あの市長、なかなかの狂気では?
そこら辺の良くあるシチュエーション映画よりは抜群にセンスありました。…まあ観るなら自己責任で観てください、ハイ。
あと、なぜか「君が代」がかかります…

※タイトルは原題のHOLY SHIT!で良かったと思う。あのボカシ部分も要らない。
日本の配給会社は攻めの部分が足りないのでは?
sowhat

sowhatの感想・評価

4.0
【水しぶき、香りなどが楽しめる4Dシアターでの鑑賞がおすすめです!】

舞台は工事現場の仮設トイレ。
登場人物は頭の薄い中年男、建築家のフランク。
彼はなぜか、横倒しになったトイレの中に閉じ込められている。
頭から血を流し、右前腕には鉄筋が貫通している。

外から聞こえてくる音で、徐々に状況が飲み込めてくる。
今日はどうやら市長ホルスとが主導する再開発リゾート施設の建設イベントで、多くの客が招かれている様子。
そして30分後にそのイベントの一環として、このトイレ周辺が爆破されるらしい。
フランクは、主賓の一人として招待されていた様子。
おそらくリゾート施設の設計を請け負ったのだろう。

脳震盪でぼんやりした頭が、徐々に記憶を取り戻す。
大仕事で調子に乗っていたフランクは、恋人に冷たくあたっていたことを思い出す。
スマホは便器の奥に落ちており、外部との連絡手段もない。

ここから観客は男の必至の脱出劇を見守ることになる。
当然ことはうまく進まず、男が足掻けば足掻くほど、事態は悪化していく。
肉がえぐられる痛みと他人の糞尿にまみれる汚さを想像し、つい笑いを漏らしてしまう。
こんなひどい(ほめてる)脚本を書き、汚い(ほめてる)映画にしたルーカス・リンカー監督に拍手したくなる。

一人無人島に取り残された「キャスト・アウェイ」ではバレーボール「ウィルソン」が心の友(imaginary friend)だったが、本作では便器のフタ。
ロッククライミング中に岩の間に腕を挟み動けなくなった「127時間」では潔く腕を諦めたけど、本作ではなかなか踏ん切りがつかない。
刻々と爆破の時間は迫り、男はクソまみれになりながら虚しく足掻き続ける。

これは人ごとではない。
彼の姿は私たちに、人間存在の愚かさ、はかなさ、人生の無常さを改めて教えてくれる。
そして窮地に陥って初めて見えてくる真実や愛のことも…。

傲慢で調子こいた頭の薄い中年男が、クソまみれになりながら真実の愛に目覚める物語です。
水しぶき、香りなど、映像にあわせてさまざまな演出を仕掛けることで、映画への没入感を高める最新の上映システム4Dシアターでの鑑賞がおすすめです!
SUGIBO

SUGIBOの感想・評価

3.5
2023年 054作品目

 目覚めたら仮設トイレの中。
 周りは解体用ダイナマイト。
 爆破まで34分。

 マンガちっくなA4チラシ。
 ウ○コの臭〜いコメディかと
 思っていたら、笑いなし。
 シチュエーションスリラー。

 右腕に鉄筋が突き刺さって動けない。
 観ている僕は怖いというより
 ずっと痛かった。痛い痛い。
 
 序盤、脱出を試みるが失敗の連続。
 その度に右腕が痛い。
 僕の顔が歪む。痛い痛い。

 そして主人公の怒り。
 ちくしょー!くそったれ!
 ピッタリの日本語訳。パチパチ。

 斬新なのが、トイレの外の世界は
 主人公と同じ視界で進められる点。
 ドアの右や左。小さな穴の周り。
 視界の外は何が起こっているのか?
 
 
 日本の市場狙い?
 謎の日本の文化の登場。
 タケシさん。日本の国歌、君が代。
 爆破のカウントダウンが日本語。

 ラスト。「あなた臭いわよ。」
 この瞬間まで臭い事、忘れてました。
 
 面白かったです。お勧めします。

このレビューはネタバレを含みます

終始ずっと主人公の腕に鉄骨が貫通してるから観ていて痛々しかった
トイレの中のワンシチュエーションスリラーってことは結構汚物的な意味で下品なシーン多いのかなと思ってたけど、意外とそうでもなくて、それよりも痛みの描写の方がキツくて二度目は観たくないな…
ちょっと前にやってた「#マンホール」とは違って犯人が途中ですぐ判明してしまう(むしろそこからが本番)のが拍子抜けだった
謎の日本推し意味不明すぎたけど好き やっぱ日本人って時間にうるさいイメージなんだな…
てるる

てるるの感想・評価

3.5
ドイツ産の痛い・汚いなワンシチュエーションスリラー。

仮説トイレの中という特殊な設定なのでコメディ強めかと思いきや、そんなに笑える要素は少なめ。
何故か出てくる日本人投資家。

痛い描写よりも、どちらかというと汚物に塗れる方に顔をしかめてしもうた。

そして犯人はすぐに分かるんだけど、コイツがなかなか腹立つヤツ。
あの黒人の人可哀想だった。
あの無能な警察にもイライラ。

だからこそクライマックスに向けて大逆転してくれるのかなと期待してたけど、そんなにスッキリしないラストに拍子抜け。

だいぶ前に観たからうろ覚えだけど、奥さん?恋人?はめちゃくちゃ良い人でした!
こんな人を蔑ろにしてた主人公も何だかな。

もっと面白くなりそうなのに寸止めされてる感のあるもったいない作品だった。
Shoichi

Shoichiの感想・評価

1.9
期待度 ★★★☆☆
OP ★★☆☆☆
設定 ★★☆☆☆
脚本 ★☆☆☆☆
配役 ★★☆☆☆
演出 ★☆☆☆☆
編集 ★★☆☆☆
映像 ★★☆☆☆
音楽 ★★☆☆☆
ED ★★☆☆☆
tokito

tokitoの感想・評価

1.0

このレビューはネタバレを含みます

はじめの導入、その後のショッキング展開はきたきたーって感じだったけど。

アイデアも面白いなーって思ったけど。

後半のほんとセンスのなさは全部帳消しにするほどの酷さ。
テンポ悪いし見せ方下手だし。

何より見た日が誕生日だったのが最悪。
シチュエーションスリラーってもっとセンスのある人が作って欲しい。
小骨

小骨の感想・評価

3.8
ホーリートイレット(holy shit)
起きたら爆破して平地にする工事現場の簡易トイレに閉じ込められてた話。
想像してたよりネタ感が少なめでシリアスだったけど、これはこれで悪くない。
生シャイセが聞けた。
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オンライン試写会にて鑑賞しました。

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