なんかもっとフツーにエロエロな感じの作品かと思って観始めたのですが、全然そーいう感じでもない、強いてゆーてもエロティック・ドラマ…みたいなレベル感の台湾映画ですね。主人公に裏の＝夜のお仕事があって、それ自体は（当り前に）エロティックな要素なのでそーいうシーンもチョコチョコ入っては来るものの、端的には「何も見えない（見せてくれない）」みたいなコトではありますかね。
なので、より正確なジャンル分けとしては恋愛映画、加えてゆーなれば雰囲気映画、という方の作品だと思うのですよね（⇒ミニシアター系のシャレオツ系、とかって言ってしまいたくもなる様な）。雰囲気映画と申し上げたのは、ある点では悪い意味で諸々がかなり曖昧に描かれるコトで、私も正直「コレだったら（少なくとも）エロはヴィヴィッドに描いた方が…（メリハリが付きそーなモンなのに…）」と思ったりもします、がそれでも、リーズナブルなエロ映画と比べたら全然フツーに予算も使ってしっかり撮ってる作品だと思われるので、まず画づくりとか相当に綿密で綺麗で好かったと思いますし、当然の如くに（台湾が舞台である）エキゾチック感も高度に感じられたりもして、私は寧ろその手の雰囲気映画としては全然悪くない方の作品だったかな～と思いましたよ（観て好かった）。女優さんもドエラい美人さんでしたし、男の方も結構イケメンだったし（⇒ちょっと山崎賢人みが在る…みたいな感じで）。
