江戸時代を舞台に人を襲う謎の巨大鮫と忍者との死闘を描く。日本製の異色のファンタジー時代劇。
スタントパーソンとして世界で活躍されていて、監督としてはB級街道をひた走る坂本浩一さんの監督作で遂に坂本さんもサメ映画に手を出しましたか(笑)
14歳未満は視聴禁止なのでグロはかなり強め。ただ…血がブシャーも含めて作り物感満載なのでリアルなグロさは無い感じ。
時代劇ですが言葉考証などほぼされて無くて現代言葉が飛び交うのでリアル感は薄い…。
それに加えて演技がまだまだな人たちばかりなので、話が締まらない感じが終始に付きまとう…。主人公のアウトローな設定や命の軽さは無駄に話を暗くグロにしている印象。
サメ映画としてもアクション映画としても私が求めた壮快感には乏しかったです。
キャストは坂本さんに縁のある人が多いですね。せっかく元女子プロレスラーの長野じゅりあさんが出演してるのにアクションは終盤だけで残念…。まあ本人がアクション売りじゃなく演技が出来る女優が目標としてるらしいですからね。
宮原華音さんは空手黒帯は伊達じゃなくキレのあるアクションを披露していました。
女性同士の
ストーリーは人間同士の争いが中心でサメどこ行った感の残忍なストーリーですが、アクションシーンはあの坂本浩一監督なので殺陣や格闘アクションシーンはスピード感があり迫力もあって見応え充分です。あり得ないくらいの派手な血しぶき(まあCGですけど)演出は好みが分かれるところでしょう。
サメ映画として微妙ですし、VS(バーサス)映画としても微妙…。そもそもサメと戦うシーンが終盤だけ…。
まあいつもの坂本監督の殺陣や格闘アクションを見るだけのB級映画と割り切って観ればそれなりには楽しめました。
まとめの一言
「忍者か鮫かどっちかにしてくれ」