イラク戦争で母が出征し、悲劇を描いたヒューマン。
妻の訃報に打ちのめされ事実を告げぬままに2人娘を連れて長距離ドライブの中で心の葛藤を描く。
音楽をクリント・イーストウッドが奏でる。
その時の状況がどうなのか当の本人ではないのでわからないのだが、人の死の事実は事実として受け止めなければならない。
子供の心は優しく親に気をつかう。
そのなんとも哀しい目、表情に滲む。
親の気持ちは子供達の方が察するのが早い。
この子達は、いつ母の死を知るのだろうか?そしてそこに事実は待っている。
"じわっ" と来る悲し涙がそこにある。
夕陽の中に家族の将来の絆を見るのです。