はるちゃん

さよなら。いつかわかることのはるちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

イーストウッド監督は音楽も作るんだね。すごく綺麗な音楽だった。

今の時代は、命をかけ戦っても逆に誹られることばかり。各国の特殊部隊系TVドラマとかも、必ずこのジレンマが描かれてる気がする。といってもSASとか、GSG9くらいしか観てない。しかもGSG9は最初の方だけ。

「ドローン・オブ・ウォー」なども、こういうタイプのジレンマも描かれてました。

愛する子どもにまで責められる親になってしまうの?多感な子どもが、世間と両親との隔たりに気づいていく様が切ない。

父親は、そういう世間から必死に娘たちを守ろうとあがいてる。不器用ながら。その真面目さが生む軋轢、それを修復して、失ったものとともに娘たちと新しいスタートを切るんだけど、それがただただ静かで、時に楽しくて、美しい。

そういうお話。泣いちゃうよね。