Jun潤

ポライト・ソサエティのJun潤のレビュー・感想・評価

ポライト・ソサエティ(2023年製作の映画)
3.5
2024.09.06

予告を見て気になった作品。

スタントウーマンを目指す少女・リアは、日々トレーニングやその様子を撮影した動画の投稿、憧れのスタント・パフォーマーへの連絡など、夢を叶えるための行動を続けるも、学校のいじめっ子に簡単に倒されたり教師から別の進路を勧められたりとその前途は多難。
一方、リアの姉・リーナはリアの動画投稿者を手伝っていたが、美術学校を中退し、悩んでいた。
そこに舞い込んできたリーナの婚約話。
なにか裏の目的があると確信したリアは、友人やリーナと衝突しながらも、結婚式を止めるために奮闘する。

睡魔に負けてしまった〜
自分で自分が情けなさすぎるし、まとまった場面を見逃すというより断片的に意識が飛んでいたのでよりタチが悪い。
なんとなくの流れを追いつつも肝心の場面は見逃してしまい、作品のノリについていけず仕舞いだったのが本当にもう嫌になる。
と、ここで自戒の念を並べても仕方ないのですが、かろうじて意識のあった場面を振り返ってみるとちょっと場面転換が多かったかな?なんてどの口が言ってんだ的な印象は一応受けました。

こんな状態じゃまともなレビューなんて無理だよ〜と思いつつ、一応感じたことを。
飛び飛びとはいえシンプルなストーリーラインはふんわりと理解ができたし、徐々にフラストレーションを溜めていって終盤でカタルシスを発揮する、シンプルでわかりやすい作品だったのかなと思います。

カンフーアクションはどの国が製作していてもよほどのことがない限りは見応えのあるものに仕上がると思いますし、序盤でリアのカンーが描写されていたおかげで終盤での爽快感をちゃんと感じ取ることができました。
プロモーションの段階でカンフー×ボリウッド×シスターフッドを押し出していて、そのなんでもあり感は伝わってきたものの、少しボリウッド要素とシスターフッド要素は不足していたかなと偉そうに言ってみます。
ダンスシーンや家族愛、衝突を経ての団結など、必要なものを抑えている場面もあったものの、やはり本場ものや他に女性同士が連帯する作品群に比べると振り切りきれていなかったかなと。
寝てたからわかんなかっただけだろと言われてしまったらそれまでですがご容赦いただければ。
Jun潤

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