■3回目(2019/8/5)
勧進帳をコメディタッチに描いた作品。
大河内傳次郎の厳格な弁慶とエノケンによる強力がいいバランスを取っている。
源頼朝に追われる身の源義経一行。
強力はそれとなく案内役をするが、彼らが義経一行と知って、文字通り、腰を抜かす。
そんな彼らは関所を通らなければ行けないが、ここで弁慶は大芝居をするのである。
勧進帳自体を知らないと…とも思えるが、知らなくても全然面白い。
戦後のアメリカ人が面白いから公開しよう!と決断しただけあって、本当によく出来ているコメディである。
黒澤明はコメディを作るのも、かなり得意なんだろうなと改めて感じる作品だった。
■2回目(2015/4/13)
緩急の差
厳しい場面、面白い場面のメリハリが凄い面白い!
黒澤作品の中では、有名な方ではないかもしれないが、非常に好きな作品の1つだなぁー
■1回目(2015/3/26)
60分近くの短い作品だが、 シリアス、コメディ等、見所満載な内容。
いわゆる娯楽映画なんだけど、無性に記憶に残る。