このレビューはネタバレを含みます
全編CG製作による長編作品の5作目。
サンフランシスコでは感染経路不明のバイオハザードが複数件発生し、その感染者から改良型のT-ウイルスが発見される。感染者を調べていくとその全員が共通して最近アルカトラズ島を訪問していることが判明。クリス・ジル・クレアの3人はアルカトラズ島へ調査しに向かう。
今までシリーズに登場した主人公が複数登場し、まさにオールスター状態で豪華。ただ主人公級を集め過ぎると、それぞれの活躍シーンが少なくなるし、その活躍がボヤケてしまうのが難点。特にジル・バレンタインにおいては、T-ウイルス耐性を持った超人だからもうほぼ無敵っていうw
ウイルス拡散の媒介として蚊タイプの超小型ドローンによる拡散っていうアイデアは今までに出てきて無いのでそこは目新しくて面白かった。
せっかくアルカトラズ島っていうロケーションを用意して起きながら、全然その舞台が生かされておらず非常に残念。アルカトラズ島のカットシーン、場面が10カットも無いような気がする。
過去作のヴェンデッタと一応繋がりがあって、ストーリーを完全に忘れて居るので一人誰なのか良くわからんキャラがいた。
バイオハザードシリーズは本編のゲームは全てプレイしてきてるし、映像シリーズもネトフリの実写ドラマ以外は全て見ているので、そろそろマンネリ化してるのが否めない。一回設定を完全にリセットするべき時期に来ている気がする。結局、ゲームの7とヴィレッジも同じ世界設定のつながりだったし。
まあ、90分作品を小分けにして自称連続ドラマと名乗ってたインフィニット ダークネスよりは面白かったけど。
ゲーム本編からずっと英語音声なので吹き替え版は未視聴。