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地獄の貴婦人のnekosukiのレビュー・感想・評価

地獄の貴婦人(1974年製作の映画)
3.5
新卒で保険会社に勤めていたので、保険金詐欺の被害者の立場だった。
なので、死亡保険金請求では常に不正を疑った。

死差益、利差益、費差益、平均寿命、死亡率に基づいて算出された保険料なので、究極会社が損しない仕組みなのだ。

私は経験から、余程の高額所得者でもない限り死亡保険はいらないと思っている。ガン保険や医療保険もしかり。
若いうちは病気もしないし、国民皆保険で高額療養制度もあるし、生活保護を受けるほど困窮していれば医療費は無料だから。

どうしても心配な向きは、都民共済や県民共済、CO・OPの保険で事足りる。妹や友人も過去に保険会社の事務員だったので同じ考えだ。

脱線したが、映画は実際にあった保険金詐欺事件のお話し。かなりグロい。死体の処理方法があり得ない。
それをやるにはかなり広い場所が必要だし、遺棄するのも大変だ。バラバラにする方が効率的に思えるのは私だけではないだろう。

この映画を観た後で、食事するのはかなり辛い。
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