てるぼん

夜明けのすべてのてるぼんのレビュー・感想・評価

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
4.1
よく映画館で置いてあるパンフレットのチラシでこの映画を知りました。行く度に色んなチラシを貰ってくるのですが、この映画は、題名からしてどの様な作品なのかと思いレンタルから鑑賞しました。松村北斗君と上白石萌音ちゃんのダブル主演だったので、てっきり恋愛映画だと思って見始めましたが、最初は、かなりの重い話でしたね。2人とも種類の違うパニック症候群で、会社に居場所が失くなり、かなり小さい町工場での出会いから始まります。その時、これは苦手な分野の映画だと直ぐに解りました。2人の行動は、他人には解らない変わった人と認識されるが・・・。お互いに時間を掛けていく内に各々の病状を理解していく様子が、段々と心を温かくさせていく。この小さな町工場で製作されている移動式プラネタリウムが、後々の物語の核心になっていき、前半と後半の感じ方が全く別物の映画になりましたね。久し振りに気持ちの良い映画を観た気がします。お奨めですね🤗‼️

後書き この映画に出てくるプラネタリウムですが私にとっては、人生の中でも、かなり思い出深い物で、大きな失恋をした事を思いましたね(涙)😢。今となっては青春の1ページかな~と、笑っていられますが、当時は世界が滅びてしまう位、感じていましたね(笑)😁
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