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アキはハルとごはんを食べたいのShokoのレビュー・感想・評価

3.2
〖アキはハルとごはんを食べたい〗(映画/日本/2023)



『高校の同級生である秋吉純太(アキ)と藤城春継(ハル)は別々の大学に進学したが、一軒家で一緒に暮らすことに。料理担当のアキは手軽なアレンジ料理が得意で、片づけ担当のハルはそれを幸せそうに平らげる。そんな彼らの姿を、友人たちやハルの姉・立夏は温かく見守っている。美大に通うハルはアキを撮ったスナップ写真を教授に褒められたことをきっかけに、写真家を目指すことを決める。一方、アキは自分のやりたいことを見つけられず悩んでいた。ある日、ハルは教授からイギリス留学を勧められるが……』

赤澤遼太郎さんと高橋健介さん主演で舞台挨拶あるっていうからノコノコとやってきた。どちらもめちゃくちゃ推しとかではないけど…しかもひとりはどっちかっていうとちょっと苦手でなるべく視界に入れないように暮らしてたんだけど、視界に入れてなさすぎて苦手だということを忘れていたため、大画面でバーンって見てノワーってなった。
そのため序盤はこりゃ地獄か?となったけど割とすぐ慣れて大丈夫になったのでよかった。ただどうしても中の人が透けるので薄く正気失いながら見ることを心がけました。
原作未読だけどなんとなくこの映画から雰囲気は掴んだけど多分絵で見る方がいいタイプの作品な気がする。
てかこれってBLなんだよね?なんかもう続編も撮ったらしいけど、今作はBL匂わせ程度のこんなん女児しか喜ばないだろみたいな感じだった。
あと出演してる女子が軒並み演技下手で、学芸会?素人?いや、主演二人以外はけっこうきつかった。赤澤遼太郎さんはとてもよかったです、もっと映像作品も出たらいいのに。なんかほんとかわいい大型犬の赤ちゃんって感じで見てるとこっちもホワ…ってなる。あとすごい色が白い。
そうね、あと思ったのが「これはわざとか?NGじゃないのか?」みたいな甘NGが多くて(門が閉まってないとかキムチ違うとこに落としたでしょとか)まあまあでも現場の空気を大切にした結果甘NGでも続行したのかも、と思ったら舞台挨拶の時に監督がすごいこだわって何度も撮り直したりしたって言ってたから、え!これで?!って私の心の小津安二郎がキレ散らかしてたよ。こんなん小津安二郎じゃなくても苦言を呈しそうだけど…
あとなんかいろいろ気になった気がしたけど忘れたし思い出さないことにする。
あった、思い出してしまった、アキは全く大学に行くシーンなかったのにあんな悩んで拗ねられても知らんがなって思った。あとコーンポタージュしゃびしゃびすぎて色水?!ってなった。あとASMR的なの目指してたのか知らないけど咀嚼音以外を拾いすぎて音割れ?ノイズ?すごくてそういうのって試写とかしないんかな〜って思った、どんどん悪口出てくるダメよ。
餃子のチーズタッカルビはすごいおいしそうだった。
続編かあ…どうせ観に行くだろうな。それまでにはタイトルを覚えます。
いつまでも「アキはハルと」か「ハルはアキと」かわからなくなる。

はい、舞台挨拶ね。
高橋健介さんがひとりでだらだら〜って喋って司会のプロデューサーさんがなんとか割り込んで話進めるみたいな感じだったけど、高橋健介さんはほんとそういう感じだよね。あと最後にお客さんいじっててそういうところがファン多いんだろうな〜と思った。胃袋掴まれる料理なんですか?みたいな質問でファンからもらうことは絶対絶対ないけどってファンに一切夢見させないところはすごい好感持てた。そりゃそうだろうけど。もらってたらなんかやだよ。
あとうなぎの話とワンピース考察の話してた。映画の話は?

最近の、てか前からうっすら思ってたんだけど私は触れない人間を人間として認知する能力が欠落してるっぽくて今日も6列目ぐらいでそこまで遠くない距離で見てたにも関わらず本当に生身の人間かどうかよくわからんなと思ってた。脳の病気かも。毎回それを忘れてこうして舞台挨拶などに行き、なにかよくわからないものを見て帰ってきてる、勿体無い。

(92/劇場鑑賞49)
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