今だからこそ見る映画かな。
孤高の女戦士アッシュが、
RPGとFPSが混ざった仮想現実のゲーム“アヴァロン”で幻のステージ“クラスSA”を目指す話。
初見は確か小学生の頃で、ヘッドセットをつけてゲームができる時代なんて当分先の話か思ってたけど、まさか自分が買えるような時代がくるとは。
押井映画でのいつものテーマ、胡蝶の夢を没入型のゲームになぞって語られています。この世界が全部ゲームだったら?ゲームであっても当人が満足ならそれでいいのではないか。映像全体にかかったオレンジ色のフィルター、聞きなれないポーランド語がさらに非現実的な空間を加速させます。
見る人によってはものすごく眠い映画かもしれませんが、日本の映画史に残る映画だと思います。