この作品の日本語版に協力された翻訳家の柴田元幸さんのトークイベント付きで鑑賞。
海外の作品を日本語にするだけだった翻訳の仕事が、村上春樹以降は日本語と外国語で行き来するようになったそうである。
しかしカエルの造形がダメ。
チープかつキモいので観客動員を減らしている。文庫版「神の子どもたちはみな踊る」の表紙の3匹とか、ドキュメンタリ『ドリーミング村上春樹』の予告編に出てくるCGとか、見なかったのだろうか。
それに、なんか人間を撮影してそれをアニメ化してるらしいが、その造形もチープかつキモい。
原作の6つの短編を読んだが、それらをうまく繋げた脚本は悪くないのに残念。