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AIR/エアのmakoのレビュー・感想・評価

AIR/エア(2023年製作の映画)
4.0
《エア ジョーダン誕生の、驚きの実話》
◎80点

監督: ベン・アフレック

当時のナイキのソニー・ヴァッカロをマット・デイモン。CEOのフィル・ナイトをベン・アフレックが演じ、2人は制作も担当。

1984年のバスケットボール・シューズのシェアはコンバースが54%でナイキは17%しかなかった。
ソニー(マット・デイモン)は、CEOのフィル(ベン・アフレック)からバスケットボール部門の立て直しを命じられる。
そこでソニーが目をつけたのは、マイケル・ジョーダン。まだド新人でNBAの試合に出たこともない選手で、しかもアディダスのファンだった。
そんな状況でいかにして、エア ジョーダンが誕生したのか。


1980年代のバスケットボール・シューズのシェア率に驚きました。ナイキってエアジョーダンが出来るまでは人気がなく業績不振だったとは😲
エアジョーダンはナイキにとって起死回生のシューズだったね。

それをなし得たのは、ソニーの情熱と独創性、フィルの決断。
マイケル・ジョーダンの母も凄かった。
我が子の才能を信じ、強気の契約を持ちかけるなんて余程の事だと思う。だって才能って未知のもので、活躍するなんて分からないもの。
マイケル・ジョーダン自身も自分の才能を信じてる。
すごい親子だなと思いました。
スポンサー契約を取り付けるまでの経緯も見応えがありました。
シューズのあの有名なデザインがどうやって作られていくかも興味深かったです。
終盤、ソニーのスピーチが素晴らしかったし、エンドロール中のマイケルのスピーチも良かったです。
マイケル(母)のお陰でその後のアスリートの契約も変わったそうで、後進のアスリートにいい影響を与えていて良かった。

劇伴が印象的で良かったです♪

マット・デイモンのお腹がでっぷりしてた🤭


ここから、少し前にナイキで起こったことを書きます。
ナイキが契約で物議を醸し炎上したのを知っていますか?
男性のインフルエンサー(トランスジェンダーと自認)と契約し、男性なのに女性用のスポーツウェアを着せ宣伝したのです。この事で、不買運動も起きているそうです。
詳しく知りた方は、HEAVENESE(ヘブニーズ)さんの動画「風雅 美しき日本」をご覧ください。46分18秒からそのニュースと解説が観れます。
https://www.youtube.com/live/BMzau4M5ptw?feature=share

ちなみにこれはトランスジェンダーの方を差別している訳でも偏見でもありません。
そしてアディダスも同じようなことをして不買運動が起こっています。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6463973
👆は観れないとのことで、こちら👇をどうぞ
https://maidonanews.jp/article/14912749?page=1

本作を観たあとにこういう事が起こっている事を知りました。今アメリカではWOKEが問題になっています。

本作のナイキは素晴らしかったのに今のナイキにはガッカリです。


メモ📝
この当時、NBAではシューズの規定が厳しく、カラー比率の高いシューズを履いた選手は罰金を科せられた。




字幕翻訳: 林 大介
観客 7人
劇場鑑賞 #45
2023 #47
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