このレビューはネタバレを含みます
どっかのシャマラン映画の様な展開で彼女たちが幽霊であるというネタばらしが割と前半で明かされたのが意外だった。序盤での3人の行動全てがこの幽霊だったという伏線になっていてこのネタばらしでキャラクターへの見方がガラッと変わるのは流石の坂本脚本だと感じた。
途中で量子の理論の所から生き返れるかもという話になるが結局それは叶わず、生き返ることより死んだ者と残された者が前を向くストーリーになっていった。広瀬すずの演じるキャラクターの恋愛的感情と幼い時の記憶で止まったままの横浜流星の感情は形の違う愛情だと思うがここがリンクしてのシーンはちょっと変わった変な映画だと感じた。