はま

プロテージ/偽りの絆のはまのレビュー・感想・評価

プロテージ/偽りの絆(2007年製作の映画)
3.8
毎晩夕飯時に家族で観ている香港映画、ここ最近は何故かダニエル・ウー縛りになってきている…(笑)
しょうがないよね、かっこいいし。家族全員好きなので。

今作はそんなダニエルが、香港にのさばる麻薬を取り締まるため組織に潜入している捜査官を演じる、重い作品。
組織のボスを演じるのはアンディ・ラウ。

…私、その日に観る映画を決める時に出演者以外気にしないので、公開年がいつなのかとか知らないまま観るんですけど、ダニエル・ウー&アンディ・ラウって、香港の二大「歳取らない俳優」なので(笑)観てても全然分からない←

途中で出てきたルイス・クーの感じが『プロジェクトBB』っぽかったので「2007年ぐらいかな」って思ってたらビンゴだったのもちょっと面白かった(笑)
今作のアンディ・ラウは老けメイクしてるのに若く見えるから意味が分からない


とある女性が亡くなる描写から始めるところからして、非常に重い作品だということが分かる。
暴力や愛の表現も生々しくて、ウワーッ!ってなるところとか性的描写は家族鑑賞には向いてない系だったけど、映像以上に考えさせられる部分が多くて気まずい雰囲気には全くならなかったです。

私の家族以上に、画面の中で子供がそれを目の当たりにするシーンもあるから…。
「人はなぜ麻薬を手にするのか」
という問いかけから始まる物語は、最後にしっかりその答えを身を以てして証明してくれる内容で、悲しくもありつつ、希望もありました。

潜入捜査官ゆえの葛藤、それをブンブン揺さぶってくるアンディ・ラウの流石の存在感… だけど、主人公はどう見てもダニエル・ウーでした。
ルイクーはそこまで出番なかったけどめちゃくちゃインパクトはありました。爆弾落としていったしね……。

正義の男、ダニエル・ウーがハトにエサやってるシーンは最高に癒された…🐦💕


どうでもいいけど母が相変わらず俳優の名前を覚えられない←
アンディ・ラウはさすがに分かるんだけどダニエル・ウーは「よく泣く人」でルイクーは「赤ちゃんの人(←プロジェクトBB)」っていっつも言う。覚えて。
はま

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