2009年鑑賞
いやいや、これ面白かったよ。
全然、観て貰ってないみたいだけどw
ケビンが二重人格の快楽殺人者・殺人依存症の男。
「サムプリント・キラー(被害者の親指で血の母印)」と呼ばれてる連続殺人鬼。
二つ目の別人格をウィリアム・ハートがやってる。
ずっと渋カッコいいオッサンが二人並んでやり取りしてる。
「なぁ、殺したいんだろ?やっちゃえよ」「ヤダってば。もうやめたいんだよ」みたいな。
殺したら殺したで「おいおい、これこのままにしとくのか?気を付けないと」「あ、ヤバいよね。ありがと助かったよ」とかw
その二人でやった完璧な殺人を、小汚い男に目撃され、あろうことか写真に撮られる。
で、今度は「次の現場に俺も連れてってくれ。俺の目の前で人を殺してくれ」とか気持ちの悪い要求をされたりする。
そこに今度は自分の娘の信じられないような事情が絡んできて、
更に自分を追い詰めてくる女刑事:デミ・ムーアと、彼女が抱える事情も入って来て、だいぶ面白い展開になってくる。
ケビンの映画は『パーフェクト・ワールド』を除いて苦手なのが多いんだけど、これは面白いです。おススメです。