Jimmy

怪獣総進撃のJimmyのレビュー・感想・評価

怪獣総進撃(1968年製作の映画)
3.3
初見は子供時代、2度目は映画少年の頃(1981年12月24日)に池袋・文芸地下での「ゴジラ映画特集上映」でも鑑賞。
久しぶりに観たのは、<4Kリマスター版>だが、以前映画館で観た綺麗さの記憶とあまり変わらず。

ゴジラシリーズ第9作、本多猪四郎監督作品🎥

ゴジラのほか、ラドン・モスラ・ミニラ・ゴロザウルス・キングギドラ・バラン・マンダといった怪獣が、やたらとたくさん出てくる映画。
(※)怪獣名は、文芸地下で観た時の映画MEMOによるので、正確ではないかも…。

この映画では、インファント島といった孤立した場所ではなく、全世界の大都市を次々と怪獣が襲うスタイル。

何と言っても印象的なのは、後年のスピルバーグ大傑作『ジュラシック・パーク』(1作目)に影響を与えたかも知れない(?)設定の「怪獣ランド」なるテーマパーク的なあたりも先駆け的。

本多猪四郎監督は、本作を単なる怪獣映画とするのではなく、SF映画としても見られる工夫を凝らしている。

子供時代に観た映画館は吉祥寺だったが、「東宝チャンピオンまつり」だったのかは不明。(子供の頃は映画記録を付けていなかった…)

ゴジラ映画(昭和ゴジラ)は、どんどんとお子様向けになっていってしまったが、これは大人でも見応えあるように作られていた映画であったと思う。
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