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怪獣総進撃のピッコロのレビュー・感想・評価

怪獣総進撃(1968年製作の映画)
3.5
9作目だよ、全員集合!

小さい頃、繰り返し観ていたゴジラ映画。
その理由は、怪獣がたくさん登場するから。
その数、11体。
お祭り映画である。

まずは、怪獣王ゴジラ!
オメメが、クリクリしててカワイイ!
このゴジラが一番キュート!

次に、アンギラス!
こちらも、オメメがクリクリしててカワイイ!
飼いたい怪獣No.1だ!

なのに、ミニラは相変わらずブッサイク!
ぜーんぜん、可愛くない!

ラドン、モスラ、クモンガ、キングギドラはいつも通り。
と、ここまでの7体が今までの映画に登場した怪獣になる。

今作で初登場する怪獣は残りの4体。
ゴロザウルスという、ほとんど恐竜みたいな怪獣。
ヘビの怪獣、マンダ。
地底怪獣、バラゴン。
空を飛べる、バラン。

この4体は、ゴジラシリーズでは初登場になるが、他の東宝作品からの出演になるかなり珍しい怪獣。

キングギドラを除く10体が怪獣島で仲良く暮らしている。
どうやって、怪獣たちを集めたのかが気になるけど、そこはなんやかんやあったに違いない。
この怪獣島には、特殊なバリアや罠が仕掛けられてるため、怪獣たちはこの島から出られないようになっている。
もしかしたら、ジュラシックパークの元ネタなのかな。

そんな怪獣たちを操ろうと企むキラアク星人との闘いがこの映画のお話。
操られた怪獣たちは、何故か世界中にちらばりパリの凱旋門を破壊したり、ニューヨークを破壊したりとかなりスケールの大きな展開が待ち受けている。

そして、本作は怪獣界の深刻な"イジメ"問題に発展していく。
"キングギドラ"対"残り10体の怪獣"というイジメとしか思えない対決。
みんなでよってたかって、キングギドラを踏みつけたり、噛みついたり、蹴飛ばしたりとなかなかのひどさ。

そんなキングギドラが涙目で訴える。
イジメ(ダメ!)
イジメ(ダメ!)
カッコわるいよ(ダメ!ダメ!ダメ!ダメ!)

JASRAC
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