このレビューはネタバレを含みます
前半の凪と玲王の精神的なイチャつきがすごかったです 共依存かて
🌟よかったところ🌟
・凪と玲王が、無意識ながらもお互いにクソデカい感情を抱きあってるのが伝わった。めちゃくちゃカップリング映画やんけ⁉️😻
・原作の設定のユニークさを活かせていた。特に序盤では、主人公の世一から見ると凪は不思議なキャラクターだから、凪を掘り下げて物語に新たな視点を付与しようとしていて、その試みは評価できる
・演技もみんな上手い
・美術も悪くない 引きのシーンはCGを使って動きが魅せられていたし、原作の絵柄に寄せたパッキリとしたコントラストの付け方や独特のタッチが表現できていた
⚠️以下辛口批評タイム
⚠️アニメ版観ていなくて原作だけの履修で恐縮です。あくまで個人の感想だよ。これを面白いと思った人にはこんなこと言っちゃって申し訳ないと思うし、これを面白いと思うことはもちろん肯定します。「よそはよそ、うちはうち」で読んでね⚠️
ウーン、映画としてはあんまり面白くなかった‼️‼️‼️
基本的に演出がいまいち。
世一のパズルのピースのシーンは散らすだけじゃなくて、バッチリハマる瞬間が観たかった(凪から見たブルーロックを描いているからこそ、凪が観察する他者の像として余計に観たかった)し、凪のエゴが目覚めるシーンがいかにも覚醒‼️エゴイズム開花‼️って雰囲気マシマシでカッコつけすぎかも。
あとやっぱり厨二臭い、サッカーしてるのにべらべら喋るな‼️‼️とか思ってしまった…私の感性も老けたな😔
後半にすすむにつれ凪が勝ち進んでいくシーンはカットされまくりな感じがしたし、前半は凪から見たブルーロックを描いていた一方で、後半は凪視点というより凪の出演シーンを集めただけのように思えてしまった。「総集編」「ダイジェスト」というレビューをちらほら見かけてその通り🥲と思いました
展開も遅くて、100分を切る尺なのにすごく長々と感じてしまったのが残念
何度も言うけど原作は面白いし、キャラクターも個性的で魅力的。(原作は「漫画」が上手いという感じがあってめちゃくちゃ面白かった!未読の方はぜひ読んでみてね)
ただ、この映画は「劇場版」「エピソード凪」と銘打っていたり、コンテンツ全体の盛り上がりが激しかったり、私自身が近年の類似作品のクオリティの高さを感じていたりしたことがあってか、勝手に私の中で期待値が爆上がりしてしまった……😭いままでだったらこれくらいだよね〜と楽しめたものが、楽しめなくなってしまったのかも。それゆえ観終わった後の残念感に繋がってしまった気がする。観客として反省😔あくまで映画としては微妙だっただけで、アニメとしてはなかなか良かったと思います。
OVAとして観るならアリかな
辛口失礼しました。不快に思われたらすみません!