MegmiTanak

情炎のMegmiTanakのレビュー・感想・評価

情炎(1967年製作の映画)
3.3
ある物事に対して極端な嫌悪感や否定的な考えを持っている人、その人物こそが、実はそれ対する強い憧れを抱いていたり、抗えない魅力にどうしようもなく惹かれていたりすることがある。

本作の場合は、織子の”肉欲”がそれにあたり、それに気付いてしまった彼女の戸惑いが不気味なイメージにより描かれている。

皮肉なのが、ラストに起こる不慮の事故の後遺症。彼女の今後の人生にもきっと、肉欲=労務者の影が付きまとい続けることでしょう…
MegmiTanak

MegmiTanak