しげのかいり

肉弾鬼中隊のしげのかいりのレビュー・感想・評価

肉弾鬼中隊(1934年製作の映画)
4.0
ジョン・フォードの初期作品。こちらも一貫して「見送る」映画である。アラブ人との攻防を描いた本作だが、行ったものはすべて死んで帰ってくる。ラストでようやく隊長だけ助かるのだが、死んだ者たちに見送られて砂漠をあとにする事となる。最後のシーケンスは「七人の侍」がオマージュを捧げている古典的な作品。