失踪した娘を探す両親とそれを取材する記者の話。
石原さとみさんの声高低だけでなく声質も違って聞こえる演技、時と共に感情の変化が感じれる演技が素晴らしかった。
その他セリフの言葉選びやカット、他の登場人物も良かったが、印象的なのは背景で映ってる時のカメラマンの動きや表情。
劇中は主人公のお母さん中心だけど、旦那さんも陰で動いていたり、金銭面のことなど陰で大変だったろうなと思う。
現代は、以前より個人が尊重されるようになったが、相手の敷居に容易に入れてしまう時代でもあると感じた。
事実として事件が解決すること、物理的に娘が戻ってくることと、壊れた心に光がさすことは別の問題であるとも感じた。