永江二朗監督ってホラー作品を多く手掛けていて、一時期は新たなジャパニーズホラーの継承者って言われてたけど個人的にはあまりパッとしないイメージ…。
観てはいないから何とも言えないけれど、本作の前の2作品「きさらぎ駅」「真・鮫島事件」は話題になったからここ最近は安定してるのかも知れない。
ただ…デビュー作もそうだったけど相変わらずこの監督は2ちゃんねるやネットのホラー話を題材にするのが好きよね。本作もその流れの作品らしい。
日本の女優さんには疎いので知らなかったけれど、伊原六花さんてバブリーダンスで有名になった人だったのね。
ジャパニーズホラーあるあるではあるのですが、初っぱなから不気味な人たちや目の前で腰が痛いって言ってるのに心配もしない青年とかそんなヤツおらんやろのオンパレード(笑)
冒頭はホラーじゃなく青春ドラマの雰囲気。カット割りとかイチイチ昭和のベタな青春ドラマでなんかダサい(´ε`;)ウーン…
私は実は若い頃にリゾートバイト経験してるんですよね。私の場合は長野県の川上村っていう山の中でキャベツの収穫だったから、本作のような海沿いじゃなかったから違うしリゾバの職種でも違うんでしょうけど、仕事がキツすぎてこんな休みにリゾートを満喫出来る状況じゃないんだけどな(笑)
あんなにグイグイな距離感の地元の人もいないし、イベントなんて開いてくれないし(^_^;)
呪いの部屋の前でよく分からん展開から終盤はカオスないきなり陰陽師みたいな展開は確かに意外性はあるけれど、個人的には微妙で面白さにも怖さにも繋がっているとは思えず…。
伊原六花さんの怖がり顔と終盤の凜とした表情は素敵でしたけど収穫はそれくらいしかなかった…。
でも評価は高いんですよね…個人的にホラーとしては何が面白いのか行方不明…。
謎多残しとモヤモヤする感じはジャパニーズホラーらしさは溢れてはいました。
好きな人にはブスッと刺さるのでしょうが、私はうーん…と終始にうめいていました(笑)
この監督さんとは相性が良くないのかも知れません。