弾ける青春 爽やかな恋心が もう…
眩しくて 眩しくて おじさんは凹むよ
でも そっか 時代背景は自分らより
ひと昔前で 流しなんかいたりしてね
スマホも無かった 文通の良き時代
やっぱ 手書きの文字の筆圧ってのは
想いの丈がこもってるし ＳＮＳの
ゆき過ぎた情報共有は 装飾だらけで
なんかこう 大事な順序が端折られて
ロマンチックさが足りないような…
なんて ぬかすようじゃ もうトシかな
ただ この少年少女の 淡い恋のゆくえ
なかなか前進していかない もどかしさ
無名時代の上野樹里演じる早熟の友人と
うまいコントラストがあって よりキュート
まだ日韓が遠い隣人だった故 禁断の愛
ってな 秘めた想いと 抑えきれない衝動
高い障壁があり 互いをゆっくり見つめ
国 家族 自分自身と実直に向き合いながら
急ぎ過ぎない 真摯な心の揺らぎこそが
人を大人へと 成長させてゆくんだろうし
国もまた そう親睦を深めるのが理想だなぁ
日韓を隔てる海 北と南を分かつ 38度線…
二人の恋 少女達の友情 そんな青春が
関門トンネルを容易く 歩き抜けるように
いつの日にか 分断など失くせるのだろうか
