このレビューはネタバレを含みます
アル中…
公開時ちょこっとだけ気になっていたフィンランド映画。
時間は約80分ほどで、物語も淡々と進んでいって、あっという間に終わる。
それでもって、しっかりと面白い。
職を失ったりしながらも、独りで簡素な生活を送る男と女が出会って恋に発展していくお話。
男のほうは、仕事中も酒を飲まないと気がすまないレベルのアル中で、それがバレる度にクビ。
女のほうは、真面目で仕事はしっかりとこなすタイプたが、廃棄の商品を客にやったり持って帰ったりしているのがバレてクビに。
そんな2人が出会って、すぐに惹かれ合い、お家デートにまで発展するが、男のアル中が発覚して疎遠になる。
(女は過去のトラウマから酒飲みが嫌いだった)
男は女の為に酒を断つ努力を始めるが…
感想としては、とにかく独特な雰囲気が心地よい作品だった。
適度なユーモアもいい感じ。
あと、ロシアのウクライナ侵攻のニュースが何回も流れるのが非常に印象的だった。