去年映画館で最後に観た作品。
ジャームッシュのゾンビ映画を観たシネフィルの客たちがゴダールがどうのブレッソンがどうのとか言ってるのを観て、こういう人たちが他人が映画の感想を述べることを制限していると思ってしまった。
そしてカウリスマキ、引退しないでくれて本当にうれしい。これからもスポットライトが当たらない普通の人たちのへんてこさを観せてほしい。オフビートは心地いい。
Maustetytöt(マウステテュトット)というフィンランドの女性ユニットも知れて良かった、「悲しみに生まれ、失望を身に纏う」とかいう絶望的な歌がぴったり。
あとは犬のチャップリンが無事で何より。