関心領域の国家権力のレビュー・感想・評価

アウシュビッツ収容所に隣接する、アウシュビッツ収容所所長ルドルフ・ヘス一家の日常を描いた話。
銃声と怒号とユダヤ人の悲鳴が飛び交う地獄と壁一枚隔てた楽園。

ナチスは『アドルフに告ぐ』『戦場のピアニスト』『メンゲレと私』見たぐらいの知識しか無い。

収容所の様子は描写されず、ひたすら音で中の様子を想像する2時間。
映像は本当に普通の富裕層の日常なのでまぁ眠くなる。

ラストの演出とエンドロールの不気味な音楽は良かったけど、大部分は退屈。