このレビューはネタバレを含みます
普通の穏やかな日常を覗いているだけなのに所々ゾッとする。アウシュビッツ収容所に関して知れば知るほど恐ろしくなってくるのかもしれない。
子どもたちが何事もなく遊び回っている様子がますます恐ろしい。当たり前になっていることが考えられない。
叫び声や犬の鳴き声、銃声等の音や人を焼いているであろう黒い煙、収容所へ連れて来られたであろう汽車の煙すべてが想像してしまいホラー映画より恐ろしい。
我慢していたけど最後のほう(残り20分ほど)のところで気持ち悪さが増してトイレ休憩。こんな思いする作品だとは思わなかった。
エンドロールでとどめを刺される。あんな不吉な音楽のなか最後まで観る苦しさを感じた。最後まで観たけどしんどかった。