アウシュヴィッツ収容所の隣に住んでいるのに、特に気にせず日常生活を送っている家族の話。「お隣から銃声が聞こえても日常に溶け込んでしまっている」といった感じの「関心領域の外にあるね〜」が映画の主題で、色んな形で表現している。
それらの表現も繰り返されると慣れてくるし、日常生活のシーンはかなり平凡。正直なところ時間が経つのが長く感じた(①「映画観てるあなたも慣れてきちゃってることを体験してほしい」②「多少の問題は抱えつつも、あくびが出るほど平凡でありふれた家族生活を送ってる」を表現したい狙いがあるとは思いますが)。
一方で終盤にすごいシーンがあり、、、レイトショーで観てたのに眠気が一気に覚めました。映画館で観て良かったと思いました。