♯28(2025年)「愛の反対は憎しみではなく、無関心である」byマザー・テレサ
舞台は1944年、アウシュビッツ強制収容所
主人公は所長であるルドルフ・ヘス中佐
彼は収容所の隣にある屋敷で妻ヘートヴィヒと子供たちと共に暮らしてした。
ヘートヴィヒは、アウシュビッツの女王と呼ばれ庭師や使用人を使い、屋敷周辺を美しい庭園に変え、収容されたユダヤ人から奪った財産で贅沢な生活を送っていた。一方、ルドルフは技術者を招き効率的な焼却炉の建設に注力していた。
屋敷で働くポーランド人の若い娘マルタは、深夜に収容所内のユダヤ人にりんごを密かに届けるなどの行動を取っていました。
その後、ルドルフは昇進の内示を受けますが、妻が庭園に執着しているため単身赴任を余儀なくされます。半年後、彼は再びアウシュビッツの所長に復職しますが、体調不良に悩まされます。
◆良い点/注目ポイント
・深夜での隠密行動の際に映像がネガフィルムのように反転していて誰が何をしているのか分かり易いのが、画期的でした。
・ルドルフが、娼婦を呼んでサービスストップフラワータイムの後おしぼりで自身のピーナスを拭いているシーンがとても印象的。
・アウシュビッツ収容所の内部を映像ではなく音だけで表現している点も斬新な手法でした。
◆改善点
・無し
◆総括
・収容所と隣接する贅沢な生活
職場まで徒歩圏内なのに馬で出勤
セレブリティ
ドイツ将校の制服を見るとブロッケンJr.の勇姿が脳裏に浮かびます。
-2025年28本目-