ポーの幾つかの短編をモチーフにした伝説的サイレント映画。見せ方に工夫があり幻想妖美な世界が立ち現れる。ローアングルやスローモーションの多用が広壮なアッシャー家の中で跳梁跋扈する見えざる魔性の視線や気…
>>続きを読む「爆音映画祭 in 京都2019」〈 Hair Stylistics a.k.a 中原昌也 無声映画Live〉にて。この世のものとは思えぬ論理で動く『アッシャー家の末裔』の映像に中原昌也の音楽が合…
>>続きを読む爆音映画祭 in 京都2019
Hair Stylistics a.k.a 中原昌也
無声映画Live アッシャー家の末裔
映画が終わっても中原昌也は爆音で奏で続ける。
スクリーンが緞帳があの…
久し振りにとんでもない映像を叩きつけられた。
揺れるカーテン!(黒沢清の元ネタがここに!)溶ける蝋燭!崩れる本の山!倒れる甲冑!焼け落ちる屋敷!!!強烈なイメージの羅列で攻め切る。
移動撮影と照明、…
このレビューはネタバレを含みます
肖像画は生きているかのようだ。
絵筆が進むごとに絵の中の女性は生き生きとし、現実の妻は蒼ざめていく...。
そして...ついに!
死ぬことよりも、死んでしまうのではないかと感じることの方が恐怖。…
『アッシャー家の末裔』。風を孕んだカーテンが美しくも禍々しくはためきこの世のものならぬものを召喚する。これこそがエプスタンのいうアニマなのだろう(黒沢清映画における風の描写は本作のそれを意識している…
>>続きを読む妻の棺桶を運ぶシークエンスが長い。そしてこれはソクーロフではないか……?もちろんこっちが先だが。
そのシークエンスに何故かカエルの交尾(?)を挟み込む様な妙なセンスも面白い。
カメラの高速移動に…