『食事をしない事を選ぶ事であなたたちは
破滅から逃れられるかもしれない。』
名門私立学校にやって来た新任教師ノヴァク。
彼女が教えるラディカルな栄養学とは『意識し
つつ食事し可能な限り食べないこと』
生徒はこの教えにあるダイエット・デトックス
有害物質摂取防止・環境破壊防止・食品産業が
生む不均衡の是正といったお題目に乗せられて
いく。
ひとり奨学金の為にのみ受講しているベンのみ
は学食大盛りドカ喰い、自販機でチョコバー？
買いまくり、ママが焼いてくれたクッキー爆食。
奨学金のプレッシャーとこのダイエット信奉者
の女生徒に惹かれたベンは直ぐにノヴァク先生
の軍門に降るんだけど😅
生徒達がハマっていく頃合いにノヴァク先生は
とんでもない最終段階を提示するとフンワリと
付き合ってた常識人の生徒ふたりが脱落。
参加生徒による断食チキンレースが続く中で
隠れ喰いして😅必死でついていってた女子が
飢餓に耐えかねてノヴァク先生と糖尿病の為
に家族と距離ができてしまった青年フレッド
との親密過ぎる関係をリーク。
トンデモ栄養学には鷹揚な学校＆父兄たちも
生徒に手を出すノヴァクには容赦しなかった。
アッサリ馘になるノヴァク。
洗脳教師ノヴァクが学園を去ったことに
父兄は胸をなでおろすのだが、ノヴァクが
敷いた『クラブ・ゼロ』(完全絶食を終着点
とするノヴァクが帰依する秘密結社)への
道を歩むのをやめない生徒たちは……。
ノヴァクが馘になる件がイージー過ぎて
拍子抜けしたが、キッチリ嫌でなんだか
苦笑いが漏れてしまう着地はグー。
フレッドやベンは家庭環境に問題があり
何となく同情の余地があるんだけれど、
女子たちは皆裕福で家庭環境も良好で
彼女たちがクラブゼロ道を行く動機が
スカスカでお題目にただただ酔ってる
カンジでねー……。
あざと過ぎだが最期の晩餐で締めも良き。
ノヴァク自身はどのくらい断食頑張って
たのかしらん。
ムチムチじゃないが絶食してるカンジじゃ
なかったが………。
劇場鑑賞通算899本目‼️
