85年生まれの同級生で万景峰号に乗って修学旅行に行った友だちがいたので、在日のとりわけ南北の事に関心がわいていた。
済州島の事、朝鮮戦争の事も、南北の分断下にある人々の事、隣の国で関与してきたのに支…
平壌で家族と過ごしている映像は楽しそうではあるが、心中ではあまりに多くのものの間で引き裂かれているような。朝鮮と日本、社会主義の理想と現実、過去と現在。家族を思う心と、自分の思想や行為が全く正反対の…
>>続きを読むスープとイデオロギー、かぞくのくにを見たあとにこちらを鑑賞。息子達の共和国での苦境や、そして明るく笑うオモニの記憶の底に誰にも言えない暗く苦しい4.3の記憶があるのかと思うと、アボジとオモニが共和国…
>>続きを読む異なる思想をもつ父親を撮りつづけること。この映画を作ったことで入国禁止になった事実をふまえると、より鬼気迫るものがある。近作『スープとイデオロギー』と比較したときに監督の姿がさほど映ってないように見…
>>続きを読むお父さんの本音みたいなものは最後までわからないままだったなぁ。今さら否定は出来ないという感じだろうか。家族が分断されているのがやるせない。驚くのが北朝鮮での映像の豊富さ。楽しそうに過ごす兄家族を見て…
>>続きを読む仲の良い父と娘。だけど、思想は違う。歴史的な背景を知らなければ、アボジたちが北朝鮮に尽くす気持ちはひとつも理解できない。日本に住む両親が仕送りをしてあげないと生活のできないところに送り、生まれ育った…
>>続きを読む ベルリン国際映画祭で、最優秀アジア映画賞を受賞。北朝鮮に“帰国”した3人の兄たちと、朝鮮総連の活動に人生を捧げた両親を記録した父親と娘との離別と再会、そして和解を描く感動作。
作品を見て、ある程…
このレビューはネタバレを含みます
だいぶ前に知ってからずっと見たいと思っていた作品。
チャーミングなアボジ。
在日朝鮮人のつらさの根源は日本人が作ったものであるとされているので、どうしても負い目を感じてしまう。
言葉は通じても分か…