真世紀

釣りバカ日誌17 あとは能登なれ ハマとなれ!の真世紀のレビュー・感想・評価

3.8
公開当時に初日へ。このシリーズ映画館で観るのは初でした。

実は地元映画館に本作で映画デビューという松竹スターゲートグランプリ(なんだかすごいネーミングの賞だ)女優・海老瀬はな嬢が舞台挨拶。全然知らない方ですが、地元映画ファンとしてはこういう機会に足を運んで客席を埋め、拍手で迎えるのが礼儀と出掛ける。ま、美女観に行っただけやろと言われたらそうです(爆)。

本作、寿退社した鈴木建設に数年ぶりに復職したヒロイン石田ゆり子(本当、しっとりとした色気ある美人ですな)をめぐるストーリー。

実は夫の暴力が原因で離婚していた彼女をめぐり、向かいのアパートの美術講師大泉洋とレギュラーの釣り船船頭中本賢が浮き足立つ。コメディ色より、いわゆる大船調の色の強い作品かな(江角マキコがヒロインの時など、これまでもありました)。

海老瀬嬢は石田の兄で実家の石川県で輪島塗り職人の頭の頑固な片岡鶴太郎、その高校生の娘役(なお鶴太郎妻は宮崎美子)。

まだ頬もほっこり、にこにこと花を添えるチョイ役ですが、舞台挨拶では髪をアップに黒のドレス姿で登場。三月に京都の短大を卒業したばかり。長年親しまれるシリーズでのデビューを誇りに思ってますと初々しかったですね。ルックスはデビュー当時の高岡早紀似かな。

松竹映画という枠の中からどれだけのびていけるか、足を運んだことが後々自慢できる今後の活躍を期待してます。

追記 その後、現在まで女優として活躍、出演作重ねていらっしゃるそう。
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